Takayuki氏がつくってくれました!初めての関ヶ原合戦もの!?といっていいでしょう!
楽しみなシナリオです。
感想どしどしくださいね。(^^)
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シナリオ解説:
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慶長5年9月15日早朝、美濃国関ヶ原。
この地には珍しくない濃霧がたちこめていた。ただいつもと異なるのは、この小盆地およびその周辺に20万人近い将兵が集結していることである。
関ヶ原の戦い。日本史上非常に重要なターニングポイントの一つであるこの合戦ついて、数多くの評価や議論が成されてきた。近代化、農本主義、鎖国、身分差別。世界史の中の日本史を考える際に、この合戦の結果は重要である。
しかし、このような視点や議論は興味深いが、それはあくまで我々後世の人々の「酒の肴」にすぎない。
美濃に集結した全ての将兵の関心は、ただ一つであった。「己が家の存続、生き残ること。」 そのためのぎりぎりの選択と決断、全ての将兵のその総和がこの朝の状況を作り上げていた。これから長くない時間で、否応なく強烈な運命が全ての人々に降りかかるであろう。濃い霧の向こうにあるおのれの未来を正確に予測できた者などいなかった。しかしこの戦に勝てば、甘い果実を得ることができるであろう。その希望に、全ての将兵が命を賭けていた。徳川家康や石田三成はもちろん、宮本武蔵などの雑兵までもが。
霧は徐々に晴れ、最大の決戦が始まろうとしていた。
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ご意見・ご感想大歓迎です。
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作者コメント:
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関ヶ原の戦いを扱った新シナリオです。
この時代を扱ったシナリオに、正規の「太閤の遺産」・YOU氏の「兵共が夢の跡」(と、幻の「関が原の戦い」)があります。このシナリオは、これら既存のシナリオとは全く異なる仕上がりになるようにしました。
コンセプトは、
- 関ヶ原の戦い本戦の再現
- 関ヶ原の戦い時点での混沌とした政治的状況(=人間関係)の描出
- 関ヶ原の戦いを契機に豊臣の天下から徳川の世に移り変わっていくという時代の微妙な流れ・雰囲気と、その中での各大名家の揺れ動く立場の表現
です。開始はズバリ、1600年9月15日午前6時です。
初版より何回かのアップデートを繰り返し、全国的なバランスも落ち着いてきました。
いろいろな大名家(一部大雑把に「豊臣恩顧・反家康派=石田家」・「豊臣恩顧・反三成派=福島家」でまとめてますが)でこの時代の微妙な雰囲気や人間関係を味わってもらえるのではないかと(勝手ながら)考えています。美濃一国を関ヶ原の戦場にしてしまうなんてトンだ設定は、今後出ることはないのではないかと思ってます(笑)。
いろいろと遊び試してみてください。武将や世継ぎは増やしているので、そういう面でも楽しんでください。もちろん、「関ヶ原の戦いのみ楽しむ」のもアリです。
「相剋の果て・シナリオ集」の上級でバランスをとったので、その環境でのプレイをおすすめします。(その他の環境では、意図通り展開しない可能性があります。)
最後に。
このシナリオの制作にあたっては、いつものことですが、身勝手Papa氏・TmapCom氏のエディタを駆使しました。改めてお二方に感謝いたします。また、YOU氏の「兵共が夢の跡」は大変参考になりました。感謝いたします。書籍の参考資料としては、学研の歴史群像シリーズ・戦国セレクションの「決戦関ヶ原」。その他、多くのHPを参考にしました。感謝いたします。
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更新歴:
- '04/10/03:初公開
- '04/10/16:第2版 マイナーアップデート
よりリアルな設定・展開としました。
変更点は、
- 真田が必要以上に強かったのを是正。真田が弱くなり、更に上級者向きになりました。
- 城の支配勢力の一部変更(展開をよりリアルに設定)。
- 外交関係の一部見直し。
- 世継ぎの一部見直し。(福島家・長宗我部家など)
- その他、細かいデータの更新。多数あります。
- '04/10/31:第3版 マイナーアップデート
- 外交関係の一部見直し。
- 大友家を作成、石垣原の戦いを再現してみました。
(史実では、石垣原の戦いは9.13ですが。)
- 太田家を作成。豊後の独立勢力がスマートでないため。
- 大名家世継ぎの一部見直し。
- その他、細かいデータの更新。
- '04/12/08:第4版 最終版アップデート
- 城の支配勢力の一部見直し。
- 外交関係を一部見直し。
- 金森家を作成。
- 大名家世継ぎの一部変更(真田家・加藤家等)
- 城のデータを一部変更。
- その他、細かいデータの変更。
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インストール方法:
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解凍後、「シナリオ開始前のフォルダ」に全ファイルをコピーしてください。
「シナリオ集」の場合、「Da」「Db」「Dc」「Dd」「De」「Df」「Dg」。「相剋の果て」の場合、「Da」「Db」「Dc」「Dd」。「乱世の覇者」の場合、「Da」「Db」「Dc」のどれかのフォルダです。
天下統一のオリジナルシナリオファイルは必ずバックアップしてください。
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作者:
Takayuki氏
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